作 詞

音楽とともに



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■夜目のきかないふたり

日本語訳 雪舟えま
原曲 Bon Jovi 「Livin' On A Prayer」


ウワウワ ウウウワ

アキラはピカピカ
何もかも光っている場所から
ただ帰って

カオルは愛しい
生活を
自分で生み出してると
信じて

生きていくしか ないんだーね
ほとんどのこと 知らぬまーま
それなりにわかっているつもりで
いたけれど

ああ 私たち中二階に
いるようなもの
一階は 思い出せず
二階は 霧の中

ウワウワ ウウウワ

アキラは機械の
からだを手に入れて
引く手 あまたさ

カオルは泣くけど
アキラはささやく :
これはこれでわるくない

生きていくしか ないんだーね
ほとんどのこと 知らぬまーま
それなりにわかっているつもりで
いたけれど

ああ どうしようもなく
存在す 私たち
どこから来たか知らず
どこへゆくかも知れず
Livin' On A Prayer

闇の中 踏みだした
夜目のきかないふたり

ああ 私たち
この星にいつからいるの
前世は思い出せず
来世は霧の中

ああ どうしようもなく
存在す 私たち
どこから来たか知らず
どこへゆくかも知れず

ああ どうしようもなく
存在す 私たち……



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■ねずみにひかれそう

曲 フジワラサトシ
詞 雪舟えま


ひとりの留守番を
たのまれた夜に
扉を閉じながら
あなたは笑って

おみやげを 買うからね
楽しみにして
ねずみに引かれないでね
なんていい残す

ひとりの留守番を
たのまれた夜だ
ねずみに引かれないでね
なんていい残す ララ

古い言葉が にあう夜は
なつかしい季節の飲みものを
つくりに立ちあがる



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■よい知らせ

曲 フジワラサトシ
詞 雪舟えま


君は
見えない杯を
のがれた魚

ひれを返してすぐ
波紋の下に消えた


私はうれしいの
顏の高さに
つもる雪を抱いては

あたらしい望みを
口にして
聞かれて
始まってゆく


何度でも 伝え聞き
よい知らせとして会いましょう


君は
見えない杯を
のがれた魚

ひれを返してすぐ
波紋の下に消えた

消えた

ララ



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■鼻声

曲、詞 雪舟えま


鼻声のおひめさま どこへゆくの

二月の 五月の 森の中で
息をきらした顔 池に映し
こんぺいとうを吐く

目ばちこの おひめさま どこへゆくの

四月の 九月の 森の中で
だれも知らない顏 彼に見せて
かみなりに打たれる

魔法使いになりたかったの
すきなひとがいて


冷え性のおひめさま どこへゆくの

七月の 八月の 町の中で
だれもわたしのこと見えていない
すばらしいこの町

男の人になりたかったの
早く走れそうで



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■エルメス

曲 フジワラサトシ
詞 雪舟えま


ごらん夜明けが
ひと晩かけて
探したものを
見せてくれる

ここよりほかを
願いながら
たんたんと打つ
胸のことを

ここよりほかを
言おうとした
ひどく乾いた
唇をして


ごらん夜明けが
この長い長い
道を何ひとつ
飛ばさずに来る

ごらん夜明けだ
この長い長い
話のつづきを
息のつづきを



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■モーニングのテーマ

曲 フジワラサトシ
詞 雪舟えま


一人であなたが つくった朝なの
一人であなたが 夢みたテーブル

曇り空を 煮込むスープ
かぎりのある 朝をともに

どうしてあなたを みつけたのだろう



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■おんなのねぶり箸

曲、詞 雪舟えま
編曲 スリリングサーティー


自分で決めた こととはいえど
なんてさみしい 星に来たのだろ
育ててくれた 地球の親は
ありがたいけど 泪とまらない

札幌 札幌 札幌 札幌
びっくりするよ

はるかふるさと 海王星
夢の中まで 降りてこい
遠い目をした
おんなのねぶり箸

≪語り≫
地球に来てよかったことは
食べものがおいしいことです

人類はそのうち 何も食べなくても
生きていけるようになると
ものの本に 書いてありました
それは進化なのかもしれないけど
ちょっとさみしいです


大きい病気は したことないよ
大きい失恋 ならば一度だけ
愛したあなたの きれいな夢に
さわれる気がして やけどをしました

札幌 札幌 札幌 札幌
つれないひとよ

空一面の 厚い雲
ソフトクリームに降りてこい
恋に恋する
おんなのねぶり箸

おんなのねぶり
おんなのねぶり
おんなのねぶり箸



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■あなたを宇宙に

曲、詞 雪舟えま
編曲 スリリングサーティー


あなたを宇宙に つれてゆきたい
わたしの願いを 知らないでしょう
むかしはみんな つつぬけていた
からだを見れば 心が見えた

≪語り≫
その人の気持ちが その人のすがたなら
まちがわなくて いいんだけどな
なぜこんな 遠回りさせられるんだろう
地球は いろいろとふしぎな星です


火星旅行の 約束をした
月面ミスドの 一号店を
おぼえています きのうのように
二枚のチケット 燃えている

≪語り≫
わたしのからだ
子どものころ 毎週食べてた羊の肉で
できています

夢みたいなことばかり思うのは
そのせいでしょうか
だってもうずっとここ 夢でしょ
新千歳空港から 飛行機に乗って
夢のなかで降りたんだもの

お母さん 札幌はまだ雪ですか


あなたを宇宙に つれてゆきたい
わたしの願いを 知らないでしょう
むかしはみんな つつぬけていた
からだを見れば 心が見えた

心が見えた



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■明るい崖

曲 フジワラサトシ
詞 雪舟えま


歩きやすい靴でおいで
歩きやすい靴でおいで

歩きやすい靴でおいで
歩きやすい靴でおいで

傾いておいで おいで
期待しておいで おいで

期待のしすぎで 地軸がおかしい と笑って
わざとじゃなく よろけたんなら
抱きとめる
明るい崖で


レモンと 藍色
交わる 夜明けの
うすい 胸のなか

あたためた お話が
聞く人を 待っていて



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■孔雀がみている

曲 フジワラサトシ
詞 雪舟えま


孔雀が みつめてる
水があなたの 肌につめたい

孔雀が みつめてる
声を震わす その驚きが

孔雀が みつめてる
世界をわずか 若返らせて

孔雀が みつめてる
あっけないほど 真ん中にいる

孔雀が みつめてる
僕の名前が 探せないのは

孔雀が みつめてる
僕があなたに なっているのは

僕らは いつのまにか
孔雀の腹の 中なのだろう

僕らは いつのまにか
冬の端から 端まで歩き

あなたが みつめてる
「年をとるのが このことならば」

あなたが みつめてる
「時というのは すてきなものね」

あなたの その声で
すてきなものと 呼ばれてそれは

あなたの その声で
世にも美しい 姿になった

ララララ
ラララ……

ララララ
ラララ……



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■夜の鳥

曲 フジワラサトシ
詞 雪舟えま


波の間にまに見えかくれする
あくびのような白い部屋にいて
もらいものの花もてあましてる
春でも夏でも秋も冬も
君は濃いお茶飲むんだろう
君は濃いお茶飲むんだろう

この街で最初にだす手紙
僕をなじませるような通り雨
つぎはぎでどうにかなるだろう
つぎはぎでどうにかするだろう

行列を横目に僕はゆく
よそよそしさも楽しめるから

君は濃いお茶飲むんだろう
君は濃いお茶飲むんだろう
同じことを違う場所で
同じことを違う場所で

夜を眠らぬ鳥
示す知恵のありか
指の先までひとり
生まれる霧の中で

夜を眠らぬ鳥
示す知恵のありか
燃やし続けるための
思い出を連れてきて



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■夢みたい

日本語訳 雪舟えま
原曲 Cranberries 「Dreams」


あまい
星の上で
遊び疲れて

花とお刺身の
ご飯どうぞ

こんなにきれいな
男のひとを
みたことない

誇りたかい獣が
ふたりのあいだを
通りすぎる

ラララ…


あまい
星の上で
遊び疲れて

花とお刺身の
ご飯どうぞ

おれたちはもっと
楽になれるって
あなたはいう

草とビニールで
編んだセーターで
むかえにくる


あまい
星の上で
遊び疲れて

あまい
星の上で生きる
夢みたい
夢みたい

ラララ……



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■夏の虫

曲 フジワラサトシ
詞 雪舟えま


ゆかいな人たちと 別れた帰り道
夜空の星ぼしが こんなにも近い

獅子舞に噛まれた 遠い日おもい出し
わたしは夏の虫 すきなように生きるわ

ペーパードライバーだけど スバルに乗りたい
レモン味の水たばこ みんなで回し飲みがしたい


ふしぎな人たちと 別れた帰り道
夜空の星ぼしが こんなにも近いなんて

やさしい人たちと 別れた帰り道
わたしは夏の虫 すきなように夢のように生きるわ



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■アンチョビーフィレー

曲、詞 雪舟えま


わたしの恋人は おとなしくて やさしくて
おとなしくて おとなしくて おとなしくて
ねむたそうで 笑っていて おとなしくて おとなしくて
覚えていて 忘れていて おとなしくて

天気のよい日は ほっつき歩きましょう
すこしのもやもやをてみやげにして かれに会いたい

アンチョビーフィレー アンチョビーフィレー
アンチョビーフィレー アンチョビーフィレー
アンチョビーフィレー アンチョビーフィレー アンチョビーフィレー

泥をかきわけて 会いにきてくれる どんなに深くかくれても
なんて なつかしい 顔をしてるのでしょう 育った星の山みたい

わたしの恋人は おとなしくて やさしくて
おとなしくて おとなしくて おとなしくて

ねむたそうで 笑っていて おとなしくて 
アンチョビーフィレー アンチョビーフィレー
アンチョビーフィレー アンチョビーフィレー
アンチョビーフィレー アンチョビーフィレー アンチョビーフィレー

アンチョビーフィレー アンチョビーフィレー
アンチョビーフィレー アンチョビーフィレー
アンチョビーフィレー アンチョビーフィレー アンチョビーフィレー



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■いってもむだ

曲、詞 雪舟えま


よくぼうに忠実な 二人だけの 世界をもてたら
けものに生まれた きみのこと 愛すると決めていた

いってもむだ いってもむだ 可愛がるだけ
いってもむだ いってもむだ ぜんぶ音楽

しちゃいけない場所に きみはおしっこする
しちゃいけない場所に きみはおしっこする

うさぎのおじさんと 夕暮れの道をおりてゆく
だれかにみられて 水晶玉の中をあるく

いってもむだ いってもむだ 可愛がるだけ
いってもむだ いってもむだ ぜんぶ音楽

しちゃいけない場所に きみはおしっこする
しちゃいけない場所に きみはおしっこする
きみはおしっこする きみはおしっこする



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■ガーゼ

曲、詞 雪舟えま


おれの心は きれいじゃないなんて
わたしの 愛する人をそんなふうにいう

気づけばシャツは水玉 シャツは花
気づけばシャツは草原 シャツは地図

あなたの顔をいつまでもみつめていたい
愛したいという欲望をかきたてる

気づけばシャツは色づき シャツは森
気づけばシャツは唇 シャツは星



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■視力0.02の世界

曲、詞 雪舟えま


風邪でしぬのが夢 3月のこたつで
加湿器の吐き出す 霧をみながら

わたしはあなたのように 頭がよくない
下ねたは大すきというほどじゃないけど ちょっとすき

わかりやすくしといて 裸眼でもみえるように
どしゃ降りの街で目立つ とっておきの服をきて 愛はそこに立つ

わかりやすくしといて 裸眼でもみえるように
あなたが残す買い物リストでしか ゆけない国がある



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■うさぎのおじさん

曲、詞 雪舟えま


そのうち手のひらに テレビが映るように
うさぎのおじさんは いつでもそばにいるよ

ことばをもたない けだものにして
抜きさしならない 関係になる
困らせてほしい 困りたい 忘れないほど

にんげんと暮らして よかったところは何
うさぎのおじさんは ねむくなってしまうよ
ことばをもたない けだものにして
抜きさしならないほどの愛をおまえに 愛をおまえに
橋をかけてあげる



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■可愛くない

曲、詞 雪舟えま


期待して 期待して 夜をあたためて
赤ちゃん言葉の胸はずませて 走る車は
世界にわたしたちがくりぬいた居場所
目的地に着けば 地図に用はなくなり
向き合ってただ 息をしていた

期待して 期待して 六畳一間の星で
極限状態におちいりたくて 走る車は
可愛げがないくらい ほしがった自由
自由な女は 可愛くないって
そういうものに あたしはなりたい

期待して 期待して 期待して 期待して
期待して 期待して 期待して 期待して



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